日光東照宮 まとめ 6記事

今回は、これまでの日光東照宮に関する記事をまとめ、編集後記を書きたいと思います。

陽明門

人を魅了する豪華絢爛な建築 日光東照宮 陽明門

定番ですが、日光東照宮といったらやっぱり陽明門。
今回はこの豪華絢爛な建築を撮影するために日光まで足を伸ばしたといって過言ではありません。

昨年、平成の大修理を終えたばかりとあって、艷やかな塗装と煌びやかな装飾が印象的でした。

眠り猫

眠り猫は驚くほど小さい! 日光東照宮 眠り猫

小さい!

自分の目ではじめて見た眠り猫の感想はこの一言につきます。

正直、現地では人通りがあるところに設置されていることもあり、よく見えませんでした。

こういう時に写真は便利ですし、ズームレンズを買って本当によかったと心から思えました。

三猿

見ざる言わざる聞かざる。三猿の教えとは 日光東照宮 三猿

「見ざる、聞かざる、言わざる」で有名な三猿は、8つの面で構成された物語の一部分であることをはじめて知りました。

諺の意味と、日光東照宮の三猿が意味するところが若干違うのも面白いところ。

年老いて取り返しがつかなくなる前に、早めの三猿。

徳川家康 墓所

徳川家康のお墓はあるけれど 日光東照宮 奥社 御墓所

日光東照宮の奥深くにひっそりと佇む徳川家康のお墓(奥社 宝塔)。

神となり祀られている徳川家康のお墓に相応しい凛とした空気を感じさせる場所でした。

徳川家康の遺体をめぐる謎も、神秘性を高め、日本の歴史ロマンを感じさせるお話です。

東西廻廊

透かし彫りが浮き彫りにしたこと 日光東照宮 東西廻廊

鮮やかな彩色と透かし彫りによる立体的な表現が見事な東西廻廊の彫刻。

ひとつだけでも素晴らしい彫刻が、いくつも連なった様はまさに壮観。

東西廻廊の彫刻が素晴らしかっただけに、日光東照宮の異様さに目を向けるキッカケとなりました。

旅の断片

旅の断片 写真でふり返る日光東照宮

これまでの記事で使わなかった写真を寄せ集めた記事です。

あまり目を向けられない日光東照宮の「細かいところ」があるような、ないような。

編集後記

東西廻廊の記事でも書いたのですが、日光東照宮は異様なところです。

日光東照宮には、歴史的価値と芸術的価値が高いものが、狭い敷地内にたくさんありすぎるのです。

現地にいるとあれもこれも全てが素晴らしすぎて、作品を感じる物差しがバカになってしまいます。

例えば旅の断片で紹介した手水舎。
日光東照宮は手水舎も日本一豪華なのではないかと思う煌びやかさ。
しかし撮影してきた手水舎の写真は、紹介した一枚だけ。
その時、私の視点はすでに手水舎の先にある陽明門に釘付けになっていたのです。

日光東照宮にいる間は終始この調子です。

そして家に帰ってきて写真の現像作業をしながら愕然とするわけです。
なぜ自分はもっと、と。

日光東照宮というのはいわばチャンピオンカーニバルだと思うのです。
一つひとつが主役級。それらを一ヶ所に寄せ集めて殴り合いをさせているのです。

無粋ですが、その中でしいてチャンピオンを決めるのであればやっぱり陽明門。
ゆえに戦犯は陽明門といえます。あの輝きは、他の輝きを色褪せさせたものにする危険物。目に見えぬ放射線のように徐々に私たちの審美眼を蝕んでいくのです。

その影響は日光東照宮にいる間にとどまりません。
訪れた人を、日光東照宮以前、日光東照宮以降に分け、その後の人生に重大な影響をおよぼします。
きっと今の私は、ちょっとやそっとでは感動できない体になっていることでしょう。末期であり、重篤な症状です。

過ぎた薬は毒になるといいます。
どんなに素晴らしいモノも、程度や節度というものを知って接しなければなりません。
私のように拝観時間をすぎて門が閉じられるまで粘って食い入るように見るとこうなります。

最後に、この症状の一番の問題点は、中毒性があるということなんです。
また行きたい。