思わず何かにしがみつきたくなる竜巻映画  イントゥ・ザ・ストーム

超巨大竜巻の圧倒的な破壊力。
最悪の災厄を前に、立ち向かう人たち、逃げ惑う人々。
自然の脅威への畏怖と、絆のドラマ。

Amazon Prime Videoで久しぶりに面白い映画を見たので、ご紹介します。

イントゥ・ザ・ストーム

映画『イントゥ・ザ・ストーム』は、2014年に公開されたパニック映画。

超巨大な竜巻が町を破壊していく恐怖と、竜巻を追う人、竜巻から逃げる人の人間模様を描いた作品です。

現在、Amazon Prime Videoで吹替版と字幕版の両方がプライム会員向けに無料公開されています。

イントゥ・ザ・ストーム 吹替版
イントゥ・ザ・ストーム 字幕版

竜巻映画というと、過去に『ツイスター』という名作があったのをご存知でしょうか。牛が空を飛ぶ、というと思い出される方もいらっしゃるかもしれません。
調べてみたところ、ツイスターの公開は1996年。もう20年以上も前の作品なんですね。

本作イントゥ・ザ・ストームは、長らく「竜巻映画といえばツイスター」だったジャンルに、相当な風速をもって新風を吹き込んだ作品です。竜巻の描写を通じて、20年という歳月が映画業界にもたらした技術の進歩を見ることができます。

イントゥ・ザ・ストームの感想

緊張感のある映画の感想では「手に汗握る」という表現がよく使われますが、イントゥ・ザ・ストームの緊張感は手に汗どころか「思わず何かにしがみつきたくなる」レベルです。

とにかく竜巻の描写がリアル。自分が竜巻の中にいるような迫力と臨場感があり、劇中の登場人物が竜巻に襲われると、見ているこちらまで竜巻が早く過ぎ去ることを祈ってしまいます。
竜巻が過ぎ去ったあとは思わず安堵の溜め息をもらし、全身に力が入っていた自分に気がつきます。こんな映画は本当に久しぶりです。

序盤は説明的で少し退屈を感じるかもしれません。しかし、中盤〜終盤のクライマックスにかけては緊張感のある展開が延々と続きます。上映時間は約90分と短めの映画なのですが、これが長く思えるほどです。終盤は「はやく終わって!はやく過ぎて!」という、なんだか矛盾した思いを抱く自分に気がつきます。「目が離せない」とはまさにこのこと。映画を見終わった後は、満足感と軽い疲労感を覚えました。

最終的に竜巻は、風速135mという超巨大竜巻に成長し、町を襲います。建物を壊し、鉄塔をなぎ倒し、車を巻き上げ地面に叩きつける。自然の脅威の前に、人間はただただ逃げ惑うことしかできません。

個人的に好きなシーンは、空港の飛行機が飛んでいく終盤のワンシーン。飛行機が飛びます。いや、飛行機が「飛ぶ」のではなく「飛ばされる」のです。不本意な離陸で宙を舞う飛行機の滑稽さといったらもう。


イントゥ・ザ・ストームは、久しぶりに胸を張ってオススメできる映画です。個人的にはディザスタームービーの最高傑作といっても過言ではない映画だと思います。この映画は映画館で見たかった。

お時間のあるときに、ご覧になってみてください。

イントゥ・ザ・ストーム 吹替版
イントゥ・ザ・ストーム 字幕版

イントゥ・ザ・ストームを見終わったら、ナイフを買われると思いますので、リンクをはっておきます。

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