ワイナリーツアー体験記 カーブドッチ ワイナリー(CAVE D’OCCI) 新潟市西蒲区

葡萄(ブドウ)の実は白いのに、ワインはなぜ赤いのか?

赤ワインが赤い理由。新潟市のワイナリーでたしかめてきました。

カーブドッチ ワイナリー(CAVE D’OCCI) 新潟市西蒲区

カーブドッチ ワイナリーは、日本海にほど近い角田山の麓にあるワイナリー(ワイン醸造所)です。周囲を広大な葡萄畑に囲まれており、敷地内にはワインを作る醸造所のほか、ワインを販売するショップ、ワインと料理のマリアージュが楽しめるレストラン、そして日帰り温泉施設と宿泊施設まであります。
ワイナリーであり観光リゾート施設でもある。それがカーブドッチ ワイナリーです。

ワイナリーツアー

カーブドッチ ワイナリーでは、ワインの製造行程の見学とテイスティングが楽しめる「ワイナリーツアー」を開催しています。今回は通常のツアーにランチがセットになった「ツアー&ワインペアリングランチ」に参加しました。ツアー後のテイスティングが、フレンチのランチメニューと一緒に楽しめるプランです。

ツアーはワイン造りの行程順に進みます。
まずは葡萄畑で栽培されている葡萄の品種や栽培方法についてお話をうかがいます。見てください、この広大な葡萄畑・・・。この日は1月の中旬。葡萄の木には葉がなく、葡萄畑というには違和感のある寒々しい風景です。できれば葉が生い茂っている時期に訪れるのがよさそうです。

葡萄栽培について知った後は、醸造所でワイン造りの設備と行程についてお話をうかがいます。

ワイン造りというと、かつては葡萄を足で踏んで果汁を搾っていた、ときいたことがあります。さすがに現代は機械化が進み、写真左にある機械の中に人が入って葡萄を踏んでいるそうです(説明そのまま)。スゴイタイヘンデスヨネ。ツアーは終始和やかな雰囲気で進みます。

葡萄の実は白いのに、ワインはなぜ赤いのか?

冒頭の疑問について質問してみました。

赤ワインが赤い理由。
それは「赤ワインは○○を○○しているから」。

・・・ここで答えを言わない罪深さは重々承知しております。きっと検索すればわかることでもあるでしょう。けれど、実際に足を運んで満たす知的好奇心の味わい深さは格別です。ワインも疑問も熟成することで味わい深いものになる、そう信じてここに答えは書きません。意地が悪いわけではないのです。

ワイン樽がならぶ醸造室。ここはインスタ映えする場所として人気だそうです。カーブドッチ ワイナリーでは短いもので数ヶ月、長いものになると1年くらい樽の中でワインを寝かせるといいます。

地下のワインセラーには、出荷を待つワインが大量に貯蔵されています。ワインセラーは建物の外観からは想像がつかぬほど広い空間でした。

1994年のワイン。創業当時に造られたワインも大切に保管されています。

通常、ワインの名前には製造に使われた葡萄の品種名が用いられます。しかしこのワインには「砂地」を意味する「SABLE」という名前がつけられました。SABLEにはカーブドッチワイナリーで栽培されている複数の葡萄が使われており、それがこのワインに通常とは異なる名前が与えられた理由です。砂地という珍しい土地柄で葡萄を育てるカーブドッチワイナリーならではのシンボリックな銘柄といえそうです。

海外から輸入された仕切り塀。影が美しく、鍵も洒落ています。

カーブドッチ ワイナリー内は、こうした海外からの輸入品が随所に飾られており、ワイナリー全体がヨーロッパのような異国情緒ある雰囲気を醸し出しています。さすが醸造所、醸すのはお上手です。

テイスティング・ペアリングランチ

入ったのとは別の出口から地上に戻ると、そこはレストランでした。

ツアーの最後はレストランでテイスティングを楽しみます。

ランチメニューをいただきながらのテイスティング。
料理が運ばれてくると、料理に合ったワインが新しいグラスに注がれ、マリアージュを楽しめます。目の前の葡萄畑で作られたワインです。ワインの特性をよく理解した人たちが選ぶだけあって、料理とワインの相性は抜群。マリアージュ(結婚)とはよくいったもの、そこに夫婦のあるべき姿を垣間見ることができます。
結婚記念日や誕生日など、夫婦の記念日に訪れるにはピッタリの場所です。

テイスティングはアルコールが飲めない方でも楽しめるように、ノンアルコールワインも用意されています。車を運転される方でもテイスティングを楽しめますのでご安心を。

ワイナリーツアーで知的好奇心とお腹が満たされました。

私は特にワインが好きというわけではありません。けれどワインとワイン造りにまつわるお話はたいへん面白く、ワイナリーの雰囲気の良さもあって新潟にいながらにして異国を旅したような気分を味わえました。

作り手の「想い」を知ると「モノ」が何倍にも身近に感じられます。このワイナリーツアーを体験したことで、私とワインの距離は縮まりました。よりワインを深く味わえるようになったと思います。

カーブドッチ ワイナリーのスタッフは親切で感じがよい人ばかりです。良いワインは、良い人柄から作られるのでしょう。
誰かに新潟のオススメを訊ねられたら、しばらくは「カーブドッチ」と答え続けることになりそうです。

知的好奇心とお腹、そして心も満たされました。

カーブドッチ ワイナリー(公式HP)
カーブドッチ ワイナリー(Googleマップ)
カーブドッチ ヴィネスパ(楽天トラベル)