ネオワイズ彗星と国際宇宙ステーションが起こした奇跡

先日、ツイッターにこんな投稿をしました。

この写真は、約5,000年の周期で地球に最接近するネオワイズ彗星と、地球を周回する国際宇宙ステーション(ISS)の軌道が重なった瞬間を、偶然とらえたものです。

投稿した直後からたくさんの方にシェアしていただき、それはまとまった数へと成長して私をおどろかせました。

かつて彗星は厄災の予兆として扱われたといいます。私たちの祖先は地上から彗星をながめ、ただ畏れることしかできませんでした。

そして現在。私たちは地上からの彗星のながめに、一筋の線をひいてみせました。それは人類が着実に進歩している証。ただ畏れるしかなかった宇宙の神秘に、人類の叡智が近づきつつあることを意味しています。

きっとシェアしてくれた方も、この写真の意味に想いを馳せ、思い思いのロマンやドラマを感じられたのでしょう。

次にネオワイズ彗星が接近するとき。
人類は夜空にどんな画を描いてみせるのでしょうか。

追記:それから半年後

それから半年後のことです。

「#お前よくぞそんなもん撮ってたな選手権」というハッシュタグが盛り上がっていたので、私もこの彗星画像にタグを付けてツイッターに投稿したところ、ふたたび多くの方に写真を見ていただけたようです。

あぁ、すごいなぁ、と思っていたところ、メディアからの掲載要請をいただくまでに事が発展。Yahoo!ニュースねとらぼといった大手メディアなどに掲載いただいて、さらにすごいなぁ、と思っていたら、極めつけに「めざましテレビ」に顔出しで出演するまでに事態が至りました。朝、テレビを見ていたところふいに私が登場して驚いたという知人からの連絡が殺到し、テレビの影響力をあらためて思い知らされました。

なんの気なしに海まで彗星を見に行き、それなら写真でも撮ってみるか、そんな軽い気持ちで撮影した一枚の写真。そこに写った奇跡が、私をとんでもないところまで連れていった、というお話です。

宇宙ステーション・きぼう広報・情報センター – JAXA