郷里のために叩く和太鼓 五風なまはげ大鼓ライブ

荒々しい。

なまはげの面を着けて髪をふり乱しながら和太鼓を叩く。

言葉にするとたったこれだけのことが、どうしてこうも人の心を打つのか。

秋田旅行の最後に足を運んだ「五風なまはげ大鼓ライブ」は、旅の締めくくりに相応しい思い出を残すこととなりました。

なまはげ大鼓ライブが開催される男鹿温泉交流館 五風は、男鹿半島の温泉街「男鹿温泉郷」にあります。

なまはげ太鼓をご覧になったことはありますか?
国指定重要無形民俗文化財「男鹿のナマハゲ」と日本古来の「和太鼓」を融合させた古くて新しい男鹿独自の郷土芸能です。この勇壮な「なまはげ太鼓」の常設公演を行っているのは、世界中でここだけ!唯一無ニの感動と興奮を体感してみてはいかがでしょうか。秋田に来たら見なきゃ損です!!
五風なまはげ太鼓ライブ|秋田県 男鹿温泉郷

「古くて新しい男鹿独自の郷土芸能」

なまはげ大鼓とはどのようなものなのか、期待に胸が膨らみます。

男鹿温泉交流館 五風にはいつでも入れる足湯があります。

開場時間の20:00より随分早く到着したので、足湯にゆったり浸かって開演を待つことに。足湯気持ちいい。

この日は平日にも関わらず、開演時刻には付近の旅館やホテルから大勢の人が集まっていました。

なまはげ大鼓が始まりました。

ドン!ドン!

太鼓のリズムに合わせて、

なまはげ登場。

なまはげは客席まで降りてきてお客さんと触れ合います。

青、白、赤、3匹のナマハゲが登場。

ナマハゲの単位が「匹」なことに違和感をおぼえるのは私だけでしょうか。

ドンッ!

ドンッ!!

ドンッ!!!

ドンッ!!!!

ドンッ!!!!!

ウォォォォォォォ!!!!!!

なまはげは髪をふり乱し体全体を使って和太鼓を激しく叩きつけます。

今度はおもむろに和太鼓を持ち上げて、

ドンッ!

ドンッ!!

ドンッ!!!

ウォォォォォォ!!!!

なまはげ達は、太鼓を叩き、飛び跳ね、全身を大きく使って荒々しく躍動します。

なまはげ達がステージ上から去り、第一部のなまはげ大鼓が終わりました。

第二部は恩荷という、なまはげ大鼓を主催する団体のメンバーによる演奏です。

男鹿市在住の有志で設立した和太鼓団体で、男鹿温泉郷をホームグランドに精力的な活動を継続中。
演奏する曲目は、男鹿半島の風土や自然をモチーフしたオリジナル曲で、ナマハゲの迫力と和太鼓の勇壮さから独自の世界観が広がります。
毎年春から秋にかけて、ホームである男鹿温泉郷で「五風なまはげ太鼓ライブ」を実施しているほか、市内外を問わず各種イベントやキャンペーン等に多数参加しています。
発足以来継続している男鹿温泉郷でのライブは、1回あたりの観覧者数は、少ないときで100名程度、多いときで500名を超え1シーズンの来場者数は4万人超と、秋田を代表するアトラクションとして好評を得ています。
恩荷について|恩荷(おんが)|なまはげ太鼓|秋田県男鹿

リーダーは演奏中にメンバーや客席とコミカルなやり取りをして場を盛り上げます。

ドン!ドン!ドン!

ドン!ドン!ドン!!

ドン!ドン!ドン!!!

ドン!ドン!ドン!!!!

ドォォォン!!!!!

ドン!ドコ!

ドン!ドコ!!

ドン!ドコ!!!

ドコドンッ!!!!

ドンッ!

ドンッッ!!

ドンッッッ!!!

ドンッッッッ!!!!

ドンッッッッッッ!!!!!

タンタンッツタタタ!

タンタンッツタタタ!!

タンタンッツタタタ!!!

タンタンッツタタタ!!!!

ッターーーン!!!!!

ドン!ドコ!ツタタタ!

ドン!ドコ!ツタタタ!ドン!ドコ!ツタタタ!

ドン!ドコ!ツタタタ!ドン!ドコ!ツタタタ!ドン!ドコ!ツタタタ!

ドコドォォォンッ!!!!!

こうして和太鼓の熱い調べによる演奏が終了しました。

擬音だけで彼らの熱い演奏を伝えきろうという私の無茶な試みも終了しました。

最後に物販のお知らせ。
この物販の利益が彼らの貴重な活動費になるそうです。

なまはげ太鼓は衰退していく男鹿半島の観光を盛り上げようと地元の若者が初めたのがキッカケなのだそう。

初めはホテルの駐車場のようなところで無料のボランティアとして演奏し、観光客からのオヒネリやお花で活動していたところ、徐々に口コミで人気になり、男鹿市が彼らのために男鹿温泉交流館 五風を建ててくれたのだとか。

男鹿市民である彼らは、太鼓を叩くのが本業ではなく別に仕事をもっているそうです。

日中は自分の仕事に勤しみ、夜は太鼓を叩いて男鹿の観光のために働く。

そんな彼らの地元愛あふれる活動のために、物販購入というカタチで少しでも協力したいと思うのは、あの熱い演奏を観た誰しもが思うところ。

なのに私ときたら、

もらっちゃった。

第一部と第二部の幕間に、ミニイベントとして観客全員参加のジャンケン大会が行われ、ひとり勝ち抜いてしまいました。

昔からこういうイベントで勝ったり選ばれたりする妙な運の良さがありまして。またやっちゃった。

途中から予感がして負けようとする私。
けれど悲しいかな、ジャンケンは意図的に負けるのも難しい。

こんなの絶対チビッコが勝ったほうが盛り上がるって!

わかってる、わかっていました。
けれど人智を超えた何かに導かれるように、ひとり勝ち抜いてしまった私を許して欲しい。

そして他例にもれず、今回もステージ上で、お名前、どこから来たのか、などをさらしてきました。
演奏メンバーの名前すら誰も知らない会場の中で、私だけはどこから来た誰なのかを全員に知られてしまう気恥ずかしさといったらもう。

という特殊な経緯で入手した「除災招福 なまはげ魔除けタオル」。
演奏メンバー自身が作って袋詰めまでしたという心のこもったグッズです。

このような暖かなグッズをいただいた以上、五風なまはげ太鼓ライブを全力で応援し、全力でオススメしないわけにはいかないでしょう。

ご覧の皆さん、秋田県に観光した際は男鹿半島の男鹿温泉郷 五風まで足を伸ばし、タオルをもらってくるのを忘れないようにしてください。

五風なまはげ大鼓ライブ
恩荷(おんが)|なまはげ太鼓|秋田県男鹿

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